詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
ただ一度出会い別れるこの夜にふたりは水と協定を結ぶ
17
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ひよこ豆
手を繋ぎ笑顔で歩く君の横目覚めは独りまだ暗い部屋
13
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秋日好
温めて照らす暖色とりわけて黄色が足らぬと指が戸惑う
10
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リクシアナ
幼き日夢の尻尾を掴んでた今日足元に萎む風船
20
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ひよこ豆
目覚めれば会えなくなると知るきみほ優しく願う「音たてないで」
12
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灰色猫
廃校の黒板すべてに桜描く学んだ夢を忘れぬように
22
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詠み人知らず
幾たびの戦火を耐えてきたのだろう苔むす灯籠五尺の総身
15
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滝川昌之
北風が転がしている空き缶と犬と子どもと君の揉み手と
25
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夢士
ほろ酔ひの霜月の夜の月明かり千年の古都を照らす望月
13
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ひよこ豆
いつもより早く目覚める暗い朝温もり探し歌集手に取る
21
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舞
歩みくる時かえりみるひとり酒酔いに紛らすため息一つ
6
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露草
心をば護り制して御者となれ荒ぶる馬を鎮めるやうに
13
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もみじ☆彡
歳重ね ほだしの衣 脱ぎすてて もろ手にいだく 自由と孤独
12
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夢士
年末の酒席なくなり一人酒ドラマ相手にちびりちびりと
9
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灰色猫
お醤油をピザへとかけるそれだけで終わってしまう恋もあるのだ
24
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ひよこ豆
せわしない川の流れに逆らわず揺られて行くも楽しからずや
18
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滝川昌之
大船は撮影所跡 寅さんが遺影で残る街はつらいよ
17
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幸子
風琴のごとき妙なる音を奏で読み古されし新聞を繰る
13
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夢士
夜の更けてスコッチ片手に見るテレビ厚き黒壁ノーサイドの笛
13
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滝川昌之
半欠けの月が夕空独り占め一番客の銭湯のごと
20
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