幸子のお気に入りの歌一覧
秋日好
いい加減学習しなと笑ってよきみの言葉が一番欲しい
12
もっと見る
千映
故郷の河津桜が満開と知って便りの隅に書き添え
10
もっと見る
千映
やすやすと老えぬ諸々引っ提げて明日も朝からペダル踏むかな
8
もっと見る
滝川昌之
退職の理由(わけ)を云わずに去る友の言えぬ無念と訊けぬ無念と
22
もっと見る
秋日好
八文字大路練る身と裏腹に赤い敷布に零るる涙
8
もっと見る
ななかまど
風花の舞う日なれども足腰のうずき感じて春待つ心
11
もっと見る
可不可
暑いほど翼ひろげる青空が冬の鳥籠から解き放たれて
12
もっと見る
滝川昌之
書き順はドリルで習う恋愛のドリルのページ貴女は何処に
16
もっと見る
うすべに
雑踏になつかしい曲 駅ピアノ 足止める眼の孤独をつなぐ
10
もっと見る
みっさん
我を捨て与ふる時に真実の我になるてふ言葉読みゆく
9
もっと見る
ガビー
半島に続く稜線赤らみて ああこの町で僕は生まれた
13
もっと見る
青き銀椀
モンポウの「秘密」を聴きてわれもまた 隠したきことポロンポロンと
8
もっと見る
林林
「メッセージ書いて」と乞われ君に書く我去りし後読むとて君は
23
もっと見る
千映
同窓会母校の傍の居酒屋と案内はがきに校歌鼻歌
10
もっと見る
千映
反抗期二人の息子なく育つ優勢遺伝か孫健やかに
7
もっと見る
青き銀椀
苦しみて我が記憶より手繰り寄せつひに出でし名 東山魁夷
10
もっと見る
滝川昌之
美味い酒 選べるようになった頃 俺は青さを手放していた
16
もっと見る
蔓葵
かすみしく三輪のやまもと思はずはのどけからまし春のあけぼの
10
もっと見る
青き銀椀
梅の花うべなふべきに去年の冬ふり返り見る枝の黒さを
10
もっと見る
ななかまど
外灯が切りとる中に降る雨よ見られずに降る雨を惟わん
8
もっと見る
[1]
<<
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
>>
[271]