祈り花のお気に入りの歌一覧
へし切
言の葉にこころは宿る友去れば電子の海につのる悲しみ
31
もっと見る
滝川昌之
着古したニットのようなホッコリを吾に与えし陽だまりスズメ
25
もっと見る
恣翁
舳へと 止まぬ秋風の作用受け 振る竿背き 衣打つなり
19
もっと見る
へし切
冬空に街は影絵に夕映えて夜の帳は静かに下りる
26
もっと見る
恣翁
初冬の 陽の当たりたる壁の上に 残りし蠅の 眼に留まりけり
20
もっと見る
滝川昌之
繰り返し子供の食事の段取りを気にせず行けよ同窓会へ
26
もっと見る
ふじこ
袖合わず肩も合わない制服に大きくなるよう祈りを込めて
18
もっと見る
滝川昌之
冷え込めばまた深み増す冬紅葉 夜中見つめるストーブのように
26
もっと見る
へし切
ひそやかに置かれた場所で咲けばいい星が夜空に輝くように
26
もっと見る
inosann
「崖っぷち」に立った外交で迫られて平和な国は慌てふためく
22
もっと見る
ふじこ
背中撫で君に歌った子守唄今では君が一人で歌う
35
もっと見る
灰色猫
雨の夜の白き翼が穢れぬようあなたの傘に生まれ落ちたい
14
もっと見る
灰色猫
老いた象だれに習った理由もなく仲間の眠る死地へと消える
23
もっと見る
ふじこ
三歳の検診終わりて明日は娘の制服注文する日
15
もっと見る
ふじこ
「かーか」から「おかーさん」へと変わった日 娘の笑顔なお鮮やかに
23
もっと見る
滝川昌之
三の酉 材木問屋が貼り換えた「火元注意」に纏の挿絵
27
もっと見る
へし切
いちょう並 暮れて黄葉の仄明かり そぼ降る雨に濡れて華やぐ
27
もっと見る
inosann
お迎えが来ても身支度はゆっくりと時間をかけてと息子は願う
27
もっと見る
滝川昌之
秋もどり夜に凍てつく段取りのあわてた月が昼空に笑む
25
もっと見る
元親兄貴
引退という道選んだ横綱よ 真相 墓まで持っていく気か
9
もっと見る
[1]
<<
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
>>
[18]