へし切のお気に入りの歌一覧
硝子
あばら屋をたたいてふるは桜雨袖もかわかずながむ夕べは
4
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茂作
さびしきやあるじ戻らぬかどの家の 庭にひともと山ぶきの花
14
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こいしかる
「幸せを掴む」と君が伸ばす手を桜がひらひら嘲笑っていく
5
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夢花火
花道を 闊歩する背を 追いかけて 春の日和に 恋路任せて
3
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夢花火
道草の 小さき花の 美しさ 黄色が揺れる 小花の大群
5
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谷村思亜
とどめなく降りつむ花は薄紅の やさしき思いやさしき思い
2
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恵雪
長き翅たたみ我が胸着地する天道虫の丸さ愛らし
13
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ななかまど
男にはあるという七人の敵古希を跨ぎて数えてみたり
13
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滝川昌之
初夏行きの列車に若干空席が残っていますお急ぎください
16
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しきしま
世の憂さを風の便りに聞くからに花やその身を捨てて散るらむ
9
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ブー太郎
遺言書 父の来し方 偲ばれて 貴方の子とは 我誇らしく
7
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杜鵑草
なにとなくものめかしくも見ゆるかな高校入学しつる男子は
10
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横井 信
街角の柿の若葉の新緑にきらりまぶしい夏めく陽射し
11
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夕夏
さきわけるいきとしいけるものたちのことしのはるはじせつをたがい
5
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うすべに
散りそめた土手のさくらを惜しむのは みどり濃い山うつす水張田
11
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千映2
花びらの舞う下で食むおにぎりの美味しと老女三人笑顔
8
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茂作
春の風八重の山吹散らすなよ ともに見んとて便りゐたせば
18
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只野ハル
昨晩の酒席の君の面影も朧に霞む憂鬱な朝
3
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只野ハル
乗り換えの駅で乗り込むその人は隣にすわるいつものように
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音蔵 雅秀
被災地の惨き現場に ひっそりと すずらん揺れて チューリップ咲く
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