灰色猫のお気に入りの歌一覧
平瀬たかのり
具志堅のパンチ一撃日曜日宿題もせず僕は少年
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朝野沙耶
立ち昇る烟草の罪に魅せられて清き青葉を焼く煙かな
16
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なりあきら
青空を ひこうき雲が 飛んでゆく 僕の想いも その後を飛ぶ
8
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へし切
神寂びし武蔵野の原 火のごとく染めて日は入る 静かなるかな
13
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ななかまど
春くればココロとカラダどこへでも自由にはこぶ 風船買おう
15
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栞
右にきみ 左に娘 足元に猫の体温 ほかほかの夜
9
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横井 信
正月の町の景色を味わってゆっくり歩く新しい靴
13
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秋日好
高熱の三日を過ぎて咳続く仰臥漫録の域程遠し
11
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秋日好
大地震と航空事故の報を受く声失った娘の無力
14
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ななかまど
洗い置くえさ皿に雪の降りこみぬ知らぬ老猫毛づくろいする
17
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へし切
黄昏れて 君が横顔懐かしき セピアの色に遠きまぼろし
16
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音蔵 雅秀
神仏 思はす慈愛も 鬼畜所業も 人為せること 人は何者
3
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ななかまど
堤防が流れの形決めおれば流れる速さ川は決めおり
21
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KEN
シャルドネの匂ふ吐息で別れ告ぐ シャルドネの味教へてやれば
12
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聴雨
まれびとをもてなす庭の石蕗に冬に稀なる蝶のたづねて
13
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ななかまど
歳晩の街にあふれるフードロス明日のパンを探す民あり
17
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はなしのぶ゙
枇杷色の月を厨にまねき入れそのひぢりなる卵黄溶かな
9
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只野ハル
ありがとうあなたの思いいただきましたありがとう元気でいてね
6
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夕夏
あかはなのとなかいさんとさんたさんさむさしのぎにおさけをのんだ
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千葉 甫
寝る際に聞いた雷鳴その後に雨があったと覚めてから聞く
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