詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桐生賄
ヘルニアは 幼き頃の 手伝いが 原因だからと 母困らせて
14
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野々花
悲しみが雪へと姿を変えてゆく心しんしん泣きたい夜に・・・・・
25
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万陽
青空へ飛び出したいと願うても電線重なり 鉄格子と化す
10
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まあさ
春隣 不調抱えて 試験場 眼裏に桜 浮かべつ挑む
17
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inosann
久々に白髪まじりの兄に会う日焼けせる顔に笑みのこぼるる
21
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石川順一
滝を見る通路は長し水しぶき高さの違ふ位置から眺め
16
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舞
まだ暗き寒き厨に妻立ちて朝餉弁当作る音する
15
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灰色猫
その人は綺麗な楽譜を書きました平和を祈る澄んだスコアを
22
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灰色猫
桃缶が一缶あれば幸せだった幼き頃のおやつの時間
27
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灰色猫
柔肌に若きエキスを取り込んで今宵も魔女は逢瀬に浸る
18
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灰色猫
子供らは世界の宝くじけるな一歩歩めば道は拓ける
18
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灰色猫
孤独でも大丈夫だよと告げるよう凍てつく夜のお月様
22
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へし切
少年は大人の階段のぼる度 夢のつぼみを無くしてきたね
29
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千映
認知症患う母は衣装持ちファッション疎くなりて吾悲し
13
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石川順一
ベゴニアは購買されてベゴニア園食べ放題の苺の後に
8
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沙久
動脈が たぎる道成す 裸木を 抱けば重なる 互いの心音
22
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コーヤ
一輪の真白き梅の微笑みは恥じらい見せる乙女子に見え
17
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コーヤ
薄茶点て泡立つ椀の茶が香り湯気も優しく至福ひろがる
17
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詠み人知らず
バス待ちて思ひ来し方空ゆけば疾く疾く見ゆる春の嬉しさ
18
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詠み人知らず
同期会痩せる肥るはあるけれど昔を今になす声音かな
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