詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
斜め前赤子の額に出来物が新幹線は真っ直ぐ進む
12
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万陽
凍結の道の事故など気にしつつ君を待ち待ち大根を煮る
15
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藍子
泣いている場合じゃ無いと思うけど止まらぬ涙誰の仕業か
13
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ながさき
碧空に 紅白の梅 乱れ咲く そんな季節が もうすぐそこに
34
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詠み人知らず
僕は好き君は嫌いな掃除だが 動かぬルンバ 買ったのは誰
21
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inosann
いやみさえ言える相手の居る事をこころにかみしめ妻と食事す
27
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藤久崇
梅咲かば 見ばや聞かばや 花園の 目白の姿 鶯の声
23
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藤久崇
鳴き初めの 目白の空に 飛びゆけば さぞな匂える 梅ぞ咲くらむ
17
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海原 真生
冷えた朝 日向の屋根の猫2匹君達昨日も ここで寝てたね
3
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まあさ
洗濯物を 干すため外に 出る前に 深呼吸する 氷点下の朝
19
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inosann
久々に盆の帰省に迎えくれし母の目尻に一粒光る
19
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恣翁
名利逃れ 侘びむとすれど 安らがず 旧知の友の栄達聞けば
23
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恣翁
幼時には 口にもせざりし 蕗味噌の ほろ苦き味に 箸の止まらず
23
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恣翁
文机の花瓶に挿して 密やかに 香り混じれる 梅と水仙
23
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恣翁
夜の静寂 破る口笛 風に乗り 空しく屋根を 越えて消えゆく
23
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恣翁
墓地に咲く 彼岸花こそ 似たんめれ 水子供養の 風車にを
22
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恣翁
清澄な 水酌み坐して 君がため 悠然と濃き 緑茶を点てむ
23
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恣翁
残りたる 卓布の上の 玻璃の酒 半透明な 影を震はす
23
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恣翁
ひらひらと 紋白蝶は 春の日の 光に銀の 粉を浴びたり
23
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恣翁
道端の 若草のごと 春恨は 時ゆくほどに 猶繁りけり
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