三沢左右のお気に入りの歌一覧
聴雨
春闌けて薄れゆく陽のその中で心のテーマ青は永遠
12
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詠み人知らず
強風のふきてハンカチまいあがり犬の耳までひらひらなびく
15
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光源氏
吉野山夜のしじまに我ありと君に告げなむ八重のはなむら
16
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島祝
谷川の絶えて久しくなりぬれど三年の後に戻る流れよ
9
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聴雨
ゆふべには弓張月のやんわりと窓辺に浮かぶ春の輪郭
24
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詠み人知らず
とりどりの 「完璧」達の 棚を抜けそっと手に取る 「傷アリ」の札
4
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詠み人知らず
ぬくもりが 過ぎ去りし筈の 此の世にも 光となりて 照る春の君
5
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浅草大将
朝ぼらけ春のみなとは出づれども浦のかすみに迷ふうき舟
18
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詠み人知らず
言祝ぎの 宴の為の 衣装達 気圧され思う 花もかくやと
3
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詠み人知らず
雨音とあなたの香りにつつまれて夢からさめる午前六時半
16
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浅草大将
雨風に耐えて残りし桜ばな吾子よこころに永遠に散らすな
21
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島祝
荒ましきエイヤフィヤトラヨークトル灰鎮まらで空ぞ鎮まる
15
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島祝
君がため松葉の蜘蛛の降る舞ひに浮き立つ身こそかからましかな
9
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詠み人知らず
宵のうち 川面に浮かぶ 朧月 流る桜に 春を重ねる
6
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山桃
生きいそぐ吾かあらぬか春あらしけぶりて消ゆる花の夢はも
14
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サクラノリタカ
電灯を消しているのにコンセント抜けないままでいるよな関係
10
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聴雨
春日中なよらに揺るる水草や待つ時こそを喜びとして
18
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浅草大将
現し世の夢をなみ路にうき舟の何故にこがれて思ひ煙れる
18
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ほたる
一時間 恋人待つ駅、ニューデイズ君の味するビターなチョコ買う
7
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聴雨
去りみての後の虚無感思ふれば今あることの足るを知りけり
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