詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
日脚伸び 稜線遠く見上げれば 空朱華色 鳥帰りゆく
16
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桐生賄
友の言う「明けない夜はないのだ」と だから負けじと前向き歩く
19
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己利善慮鬼
夕焼けを涙の中に閉じ込めて彼方の傍を駆け抜けていく
6
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藍子
テレビ前真ん中陣取る女たちチャンネル権さえ持てない男
12
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高松 蓮
アメダスの 実測気温に 騙されて 身を縮こます ビルの日陰で
6
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高松 蓮
いまどきの 幼稚園児も するのかと 少し安堵す 花いちもんめ
14
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inosann
彼と会う娘の気分は乱高下の昨日の憂いに朝陽がまぶし
18
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万陽
世迷言 並べたくなる 憂いの日ラテを啜りつ ため息ひとつ
15
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inosann
箱の中もみじ饅頭ひとつ残り盆の帰省も思い出になりぬ
14
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舞
前歩むオッサンの肩うつむくに同じ荷を負う我が背の続く
11
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鴎
我が道を見つけることができないで光輝く人を憎めり
5
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鴎
絶望と名付けた孤独いつ迄も生きてる限りいつ迄も居る
5
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鴎
無意識に手を渡しなば直ぐさまに地にへばりつく孤独よ哭くな
5
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鴎
耐え難き心の傷み治むため流す音色に痛む耳かな
6
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鴎
青春の瞬く夏を思い出し大人になった春の憂鬱
8
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たみお
言いすぎず かつ暗号の ようにせず 思い及ばす ものだったはず
7
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たみお
何もかも すべて肥やしに なればいい 僕が大樹に なるその日まで
8
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たみお
まっすぐに スイカの種を 飛ばすような 一途な心 あの子に届け
9
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たみお
どうしようもない 私の人生を どうしようもなく 愛して欲しい
10
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たみお
セロトニン 求め飛び出す 鬱の朝 心に太陽 昇らせるため
10
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