横井 信のお気に入りの歌一覧
灰色猫
おみくじにあつまるひとがそれぞれの花咲く枝へ印を結ぶ
8
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河のほとり
山里はまだ寒けれど枝々にかかれる雪を花とこそ見れ
8
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茂作
手水にも錢沈むかな法華經寺 よき年なれと祈り重ねん
12
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只野ハル
らしいこと特にせぬまま元旦も昨日の続き薄いコーヒー
7
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舞
寝正月遠く過ぎ行くサイレンに今年も無事を願う新珠
11
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武蔵野
元旦の 初の日の出を 通勤で 迎えられてる 歓び感じ
6
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び わ
庭の梅蕾一杯清々し恥らいながら新年迎え
6
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夕夏
よいごしのおかねをもてぬこくみんはちゅうおうしゅうけんえどのなごり
1
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恣翁
遠く打つ除夜の鐘こそ 夜気揺らし 新たな歳を羽搏かすらめ
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ひげじぃ
今日を締め今年も閉じてうたのわの拍手もらいて除夜の鐘鳴る
11
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萱斎院
あたらしき年むかふるを言祝げば 吉事しけやと小松かざさむ
8
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水紫
行く年に思いを馳せる大晦日来る年に望む多くの実り
9
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可不可
対面をリモートで薄め過ぎ 何の味やら 一年生
6
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うすべに
去る年を雲ゆく果てに見送って 浮かぶあれこれ思い出にする
9
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ひよこ豆
帰省せばさくさく動く母が居り五十半ばの吾を「子」という
9
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滝川昌之
泣くように笑む妻 俺も同じ顔 数年ぶりに子らと越す年
12
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ななかまど
冬陽さす窓にあやしく歳晩の時間の縁をうろうろと蠅
7
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松見草
降る雪につのる思いも下萌えの心の春はいとぞ遠かり
14
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つばす
大晦日余りの寒さに身が縮じむ 畑のダイコンおでんに決まり
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橘
着るに飽きた振袖却下し母親の小紋を借りて記念撮影
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