詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夏恋
何故君はそんなに弱いのかと言ってあたしの左の頬に触れた手
32
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夏恋
魂の宿る蛍のようだった逝く夏の夜のあの観覧車
35
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夏恋
あの蒼いちっさな君のアパートの部屋をシチューの匂いで埋めたい
34
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夏恋
にゃんこにはにゃんこの願いがありまして飼い主さんとは若干ズレる
33
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夏恋
ニタつかせ都合良く女を扱いたい五十路過ぎても浅い男よ
203
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夏恋
あれこそが一期一会でありました気づかぬうちに温もり残し
63
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夏恋
天使でも堕天使だろうがわたくしよ喧嘩売るなら表に出なさい
11
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夏恋
ああきしょいサボり癖ある ぶりっ子の甘え声出す三十五歳
12
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万陽
ハラハラと落ちゆく髪を過去として心機一転 誓う美容室
17
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吉野 鮎
時として幼は空と言靈の響き合ふらし空に笑まゐて
5
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吉野 鮎
蒼空を切り裂きてゆく白刃の先吾子學ぶ西の國へか
4
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吉野 鮎
高層の窓一面に蒼空のせまり眼下を黒き翳飛ぶ
9
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inosann
営業の実績良き者の声響き追いやられるごと息をひそめる
12
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藤久崇
み影満つ 空に添うごと 白梅の 今日里辺にも あな匂うかな
18
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舞
ときとして荒れたる妻の手に語る言葉にはせぬ思いひとこと
21
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藤久崇
龍ならぬ 人にありては 身の脚に なお立ち歩む ことこそ叶え
16
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恣翁
リズム良く 廊下ゆく女の足捌き 白き鯉二尾 瀬を泳ぐめり
26
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桐生賄
高台に 集団移転 家の建つ 賑わい戻る 春はもうじき
30
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君丸
休日に 眺める雪は 乙なれど 明日仕事だと 憂鬱な白
7
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君丸
君のいる すべて何だか 眩しくて 意味なき事も また意味になり
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