佐々一竹のお気に入りの歌一覧
うにうに
みずからの羽の手入れに余念無く飛べの命令いつまでも待つ
2
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紫苑
まなうらに白き花火の拡がりてかなしきほどにゆっくりと散る
10
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螢子
戯言を全て信じて傷ついてそれでもまだ信じたい我がいる
5
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うにうに
彼方から弾指の間に訪れた隕石に乗った少年に会う
6
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詠み人知らず
生きてゆくことは何かを刻むこと満身創痍 草笛を吹く
8
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たんぽぽすずめ。
会話から生まれる歌を見つけては例えば君の 独り言する
3
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浅草大将
君行けどふみも見ざれば帰り来よ我につれなき東雲の道
7
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みなみぐち
好きだって言えないかわりにつぶやいた「線香花火が消えないといい」
21
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御崎 耕
光だけよむには汚れが多すぎて闇だけうたうには脆すぎる
20
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リンダ
サムライと名のつくコロン買い求めアランドロンは商売上手
6
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虫武一俊
ゆびはそう、ジェンガをぬきとるちからかげん 誰も知らない鍵がはずれる
15
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たんぽぽすずめ。
陽が浮かぶ普通の空を改めて綺麗と思う さよなら昨日
17
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紫苑
にんげんの身勝手ははやシューベルト口ずさみつつ鱒を捌けば
9
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都季
何もかも続いていくと信じてた世界の終わりを口ずさみつつ
8
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falcon
日時計に衣置きたるアポロンの駆けゆく空の涯に君住む
6
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銀
いつの間に渇いたのだか知らないがとりあえずきみ笑っておいで
3
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虹雲
過ぎし日の雲が流れるアルバムにわが流離いのセピアの風よ
4
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詩月恵
埋み火の絶やしたくない想いあり 季節はずれとわかっていても
4
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のびのび
母ちゃんとおんなじ年になった日に供えるケーキは少し特別
5
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まるたまる
背の高い君に遅れぬよう歩く確かにあった幸せの記憶
5
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