詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
着膨れてふくら雀が一列に囀る如く人らスマホに
5
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まあさ
ふわふわの コブシの冬芽 キラキラと 朝日を受けて 光る如月
16
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まあさ
コブシの木 陽を受け光るを 見ておれば 枝に冬芽を 見つけし朝
16
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吉野 鮎
如月の寒の戻りに着膨れの人らに混じり車中に汗ばむ
5
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沙久
シベリアの朝のような光景に百十デニールタイツが悲鳴
22
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葱りんと
吹雪いてる風の音バックに就寝し 除雪の音で 目覚める明け方
14
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沙久
嘘くさく見えてくるのは僕自身虚構を生きているからだろう
18
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沙久
偉大とか偉大じゃないとか関係ない ただ佇んでるあなたが好きだ
15
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石川順一
即興を忘れてしまう七分の遅れが一つの時代の様に
12
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千映
日本語もここまで来たのか母嘆く短縮し過ぎを笑うしかない
15
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舞
ひと時のにわか無頼の迷い人場末立呑み啜る冷や酒
12
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inosann
吾が思い客の心に届かずに天の星までの隔たり覚ゆ
18
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石川順一
最近はホッケも小さくなりまして大学芋は失敗とのみ
9
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澄舟
あたたかく油の匂う店内にトンカツ食むは媼ら多し
13
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澄舟
直ちゃんは今頃どこを旅してる 二十世紀のカイバル峠
8
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夢士
野の花の咲きて足音春近しコート纏ひて野の原歩く
21
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只野ハル
降りられぬディールであるを知らぬがに悪手次々繰り出し続け
15
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まあさ
嬰児に はじめましてと 言った夜 月も静かに 群雲の中
21
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絮谷新
過ぎてなほ酔ひざらましに吾の恋は麓の道に通ふ南風かも
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コーヤ
風に舞い群れて微笑む水仙はほんのり香り春に届けむ
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