水ノ衣のお気に入りの歌一覧
夢士
人へらし事業すてゆく大企業これで黒字か会社経営
7
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ヨコさん
喜寿なれど心の皺の深きこと悲しくもあり愛しくもあるか
4
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美津村
野良どもに負けて帰り来し猫を叱り励まし物言ふ妻は
14
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舞
定年も見え来るほどに重ねたる通勤の日々可も不可も無く
4
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みやこうまし
黄昏て沈む夕日を惜しむなり 釣瓶落としの終焉が待つ
15
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恣翁
白蛇の尾を引くごとく 川下の闇に 消えゆく瀬の滾りかな
44
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みやこうまし
木漏れ日のまだらを踏めば蒲公英も黄色弾きてまだらに咲けり
17
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みやこうまし
日の翳る我の命や医者さえも 持て余し気味老いの傾斜に
18
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みやこうまし
腰曲がってる婆さんと爺さんが手つなぎ歩く 寒風が追う
11
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夢士
母はいま眠りに入りて腕の中旅だちの時「さよなら」も言わず
9
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inosann
雑草の刈り揃えられし一角にタンポポ二輪風に揺れるる
16
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ほの香
木漏れ日がレエスの模様を描いてる公園のひなたは五月のやさしさ
18
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うさぎ
優しくて真っ白だからあなたには私くらいがちょうどいいのよ。
8
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恵
あの人のワイシャツの袖折り返すわずかな仕草が大好きでした
100
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詠み人知らず
雪白にうすべにさして人肌のぬくもり知らぬ花のすがしさ
43
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南美帆
疲れてて会いたい気持ち天邪鬼言葉の棘は自分に刺さる
9
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詠み人知らず
真夜中に目覚め何する訳もなく唯ぽつねんと歌を詠み居り
40
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ぷよよん
音のない羽化の前夜に透けてゆく塑像の裸婦は虚無かもしれず
11
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詠み人知らず
青蜥蜴生きむとおのが尾を断つて その切口の朱のかがやき
7
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みやこうまし
寝返りて触れし空虚に夢うつつ 温き感触 片手が探る
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