横井 信のお気に入りの歌一覧
里香
滑りだす 音に気付けば 夕間暮れ スキーブーツで よろよろ帰る
2
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住川幸
出鱈目に歩き歩いて夜の駅一週間がまだ終わらない
3
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里香
雪原の 空白地帯の この人生を 踏んでよごして いま存在させる
3
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可不可
見あげても青空さむい丈なのに 白魔あらぶる日本海側
5
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滝川昌之
朝茜 東斜面の冠雪の富士を染めれば眩しき車窓
19
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うすべに
雪まじり風にながされ飛ぶ鳥も 雲の早さにつばさとまどう
6
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灰色猫
公園の草の庵に残された寒波に負けぬどんぐりの山
10
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830
少しづづ少しづつでも確実に知らない母になっていく母
9
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きくゑ
強く吹く額かすめる風のうえ左弦の月の微笑み浮かぶ
5
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へし切
この春に はや丸2年コロナ禍も 事や学ぶる 6波の憂ひに
7
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夏深
改札にスイカの残り川べりの湯の香ほんのりコートに隠し
4
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ひげじぃ
一年が短こうなったとばあちゃんの呵い谺す市営のいで湯
10
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舞
荷を負いて歩む我が背に「大きくなったなぁ」母しみじみと
5
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び わ
鳩さんが元気に我の足元をちょこちょこ歩き散歩ですかと
7
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茂作
借り畑は仕舞ひと云へど春の菜を 育つ翁あり實り無しやに
12
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夕夏
ゆびおりてうたいてみればたんかかなきらきらぼしのがくふのかしも
2
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夕夏
すまーとにつかいこなせばゆうがかなこれもひとつのたんかのどうぐ
1
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KEN
玉響の 導と燈る 月明かり 天地濁し 狂ふ雪の上
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灰色猫
手爾於葉が正しくなくとも感性が正しく書いた言の葉を詠む
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萱斎院
きみのゆく春のみやまのさくらばな いくよふるとも恋ひしかるらむ
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