横井 信のお気に入りの歌一覧
灰色猫
肉球で旅へと出ます勇敢に育ちましたと褒めてください
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び わ
梅の枝一輪だけが花開きほのかな香り春を忍ばせ
6
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茂作
もがり笛木々の枯れ葉は散り果てて 枝間に見える空の寒けき
13
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うすべに
見下ろせば鴨の河原の雪化粧 わだち横ぎる鳥の足あと
6
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千映2
燃え揚がる正月飾りの火にかざす手はあちこちの弱みを擦る
7
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可不可
新しい猫さん 火燵で丸まらず 雪に足痕 お散歩かしら
6
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滝川昌之
めくるたび紙の匂いを巻き上げてタブレットに無き本の温みよ
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へし切
諍ふも歩むに難し 北風に 負けじと 身を前に屈めむ
8
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わかばみち
返信の手書き文字なき年賀状共に過ごした日が淡く遠く
11
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KEN
疾風荒れ 籠る心を 裂く如く 雪鎌鼬 夜道に嗤ふ
8
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830
香ばしい愛犬の腹顏うずめ眠るばかりの愛しさ抱く
4
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夏深
旅行けば土地それぞれに神のあり裾野果てなき赤城山もまた
6
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トウジさん
ひとり身は好き勝手さと嘯いたふたりの時より減った外出
7
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ひげじぃ
幾幾も真綿のごとき湯けむりを青天に引く湯町遥けし
9
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舞
宇宙の空満てる光りの地球へと降り来るごとく粉雪の舞う
5
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灰色猫
夏までの芭蕉の蝉が眠りいる凍てつく樹々の白銀の森
11
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び わ
久しぶりサンチャンに乗り運転手家内買い物運び手伝い
5
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茂作
仕上がりに鏡見せられ納得す 歳相應しき後ろ髮かも
12
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ことり
雨の中ふたりそれぞれ傘をさしさびしい魚のやうに歩いた
4
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松明
卒論の締め切りわずか立ち向かい深夜に食べるイカの塩辛
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