横井 信のお気に入りの歌一覧
び わ
あなた歳七八歳いいですかそれでは君は七六歳
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茂作
ほんたうは好きだよなんて云へなくて 仲良し以上になれない君は
11
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うすべに
注連飾り いのりを空に見送れば ふくらむ梅に遠巻きの鹿
8
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可不可
独り養女な私には羨ましい 兄貴ゐたら甘えたいかも
7
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滝川昌之
歩道橋じゃんけんグリコで上り下り霜焼けの手を握り開いて
17
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Proverbe
逆風は賢者を生むとの喩へあり 雪に耐へにし梅花麗し
12
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ななかまど
色のない大地に灯る福寿草気付けば足に春を呼ぶ聲
11
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紫草
古きもの一周回って刷新し見慣れた夫を再た好きになる
11
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ひげじぃ
揺れし地に抗えもせず固まりて己が無力を天は嗤えり
11
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夕夏
さんどめのまさにしょうじきすんなりとわくちんせっしゅよやくかんりょう
2
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舞
をとこらのおみならの夢古き日の名残も哀し遊郭の跡
2
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茂作
さきがけて春を集めるひとすじの 黄色に萠える菜の花の道
15
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び わ
食卓に色々なお茶湯気を出し玉ねぎ茶やら昆布茶やらが
3
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KEN
束の間の 雪消日和に 搖らめゐて 人影眩し その束の間の
10
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可不可
香り立つラム酒は大人の入り口 かしら カヌレやサヴァランたち
4
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うすべに
しんしんと枯れ木の森に花もよう 川の音だけ聞く赤い橋
9
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夕夏
あいであのぼしゅうさいともあんけーとちょうさのようなしようになりぬ
2
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滝川昌之
明け遅く日脚が少し伸びる頃 探梅兼ねて辿る家路よ
13
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ななかまど
灰色の空を斬りとり舞い降りぬわれの十指の節くれに雪
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夕桐
新年を彩どるお重の松鶴は 今年も飛べず開かずのままに
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