佐々一竹のお気に入りの歌一覧
螢子
「天上の青」といふ名の朝顔を育てておりぬ天への憧れ
15
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竹本未來
ぐるぐると私の中を通りゆく蒼い彗星つかみそこねる
15
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リンダ
オンナとは恋を主食に生きており仕事が主食のオトコには重い
5
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紫苑
焔たつ御息所のかなしみは胸底に石を抱けるごとく
4
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文月郁葉
暗闇と光がつむぐひとときを見あぐる人のわらべのまなこ
10
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ムラサキセロリ
うるおいのある生活がしたかった幸せな水でも飲みながら
11
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赤橙黄緑
大雨をやり過ごした帰り道風が街路樹の雫を降らす
5
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詠み人知らず
ゆふすげを避暑地の風にそよがせて十五の私の麦藁帽子
11
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螢子
「ヘブンリー・ブルー」といふ名の朝顔のその名に憧れ色に恋して
3
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紫苑
同性愛を噂されいし男性とふたりピカソのこころを分かつギャルリー
6
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浅草大将
大空に明日の行方もしら鳥のとはの命をいづち尋ぬる
9
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詠み人知らず
ひとりではいきていけないひとだけど私じゃなくていいひとだった
8
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螢子
夕顔も朝顔もまだ咲かずして梅雨の明けない我が庭の夏
2
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虹雲
赤とんぼ水の記憶はもはやなく飛翔の軌跡透明に刻む
3
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詠み人知らず
虚しかり種の保存やら進化やら遺伝子やらで束ねし性は
7
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詠み人知らず
空を切り行くオニヤンマ追ひかけて田んぼに立ちて泣きしあの夏
5
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詩月恵
車窓から遠花火見る北陸路 わたしの街が近づいて来る
5
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紫苑
代講をせし一刻に日本の亜細亜における加害を伝えし女教師ありき
10
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きりあ
深海の魚になろうよ二人してぼくときみは造りが同じ
4
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うにうに
果てしなく広がる海に最大の声で応える 両足を地に
3
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