横井 信のお気に入りの歌一覧
夕夏
まちがいでおもしろいうたにはならぬかなしかないとかんじつかめず
4
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滝川昌之
過ぎたるは及ばざるかと加湿器の結露を拭う冬の朝窓
14
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恣翁
闇を吐く鎮守の杜を後にして 家路急ぐや 寡黙な童
12
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ななかまど
凍て空の山の彼方の細き月夜空に付けたあれは爪あと
13
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830
愛犬の命日前にソファにて空けておくよとそっと手を置く
7
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紫草
窓の辺のポニーテールの若人の美しき頭蓋骨を惚れぼれと見る
14
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舞
無垢の夢白の花咲く真冬日の朝日に澄みし雪の清しく
4
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へし切
ブースター たった一月の前倒し これでコロナと戦えますか
9
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只野ハル
冬っぽく俯き歩く指を折り歌詠む人とすれ違ったら
7
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ひげじぃ
再診の土産のごとくひと月を生き延ぶための薬出されり
11
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び わ
繰り返すコロナ猛威の波の音囲碁サークルも不安拭えず
6
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茂作
房總の宿で地酒の飮み比べ 少しの贅澤妻との時間
15
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千映2
手に馴染む万年筆の細字用出せぬ手紙にこころを込めて
7
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うすべに
ふくらんだ梅のうすべに 春さそう花待ちかねて囀るめじろ
7
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滝川昌之
ネクタイの結び目ごとく俺流の型になった妻ぞ愛しき
11
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夕夏
でじたるかこまめにちぇっくすることもぽいんとえさにつられてえもの
2
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ななかまど
体内の目覚まし時計に起こされて思い出しおり十代の朝
10
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へし切
冬の陽は 枯れ木を透かし斑色 風に戯る幼子の上に
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緒川みるな
けふもまた素知らぬやうに日は昇る春の温みを心待ちにし
7
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なりあきら
おぼろげな 朝の小道を 一人行く 今年初めて 鶯が鳴く
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