横井 信のお気に入りの歌一覧
千映2
枯草の中に見つけた蕗の薹早春賦の歌鼻歌になる
5
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滝川昌之
触れ合えぬまま別れゆく高三生 修学旅行も中止の世代
10
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ななかまど
濃紺に圧倒されし玄関に退職告げる背広おもたし
8
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千映2
ストーブの薬缶の湯沸く厳し音まだかなまだかな のろまな吾にいう
3
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へし切
涙して謝ることなど ないんだよ 君はベストを尽くしたのだから
9
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ひげじぃ
光風に襟立て見あぐ蝋梅の背に空広ぎ ちぎれ雲ゆく
10
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飛和
つやつやのきつね色なるスコーンにつぶつぶのジャムとクリーム添へる
3
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舞
晩酌す雪の夜静か二人のみ宇宙の静寂に在るがごとくに
5
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灰色猫
月からの来訪者という人がこれはかぐやの涙だと泣く
9
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灰色猫
取り扱い注意のシールに取り扱い注意のシールを貼っておく
9
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灰色猫
巡りゆく天を測定していたら地球は皿だとびんたを食らう
4
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灰色猫
恋とやらまことに積もるでござろうかまずは気化しめ試しましょうぞ
5
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び わ
梅の木が可憐な花を散りばめて寒さをこらえ朝陽呼び込む
5
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茂作
君と逢ふ心ぞ辛き今日の日は 仕舞ひの時を如何に過ごさむ
14
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詠み人知らず
見なくとも霞んだ心に月冴ゆる片道承知の流浪の思い
4
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草木藍
階段を見上げて呼吸一つして一歩踏み出す 決意固めて
7
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滝川昌之
モーグルの選手の膝は圧雪機コブ打ち跳ねるその上下動
11
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ななかまど
山の端へいまし沈まん冬の日がわれの肩へと朱の帯掛ける
10
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時岡うず
白布を 掛けたようにも 見える屋根 西高東低 冬型の朝
4
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トウジさん
泣くな沙羅終わったことに拘らずまだ先がある君ならできる
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