横井 信のお気に入りの歌一覧
舞
仄やかに白き月夜の雪明かり窓へと灯る家の温もり
5
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茂作
叱られてママにべそ掻く幼子が 閉ぢた優しさ探す眼差し
11
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草木藍
娘らに 写真を送る 庭の梅 花が咲いたと 春を知らせる
4
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うすべに
雨に濡れかおり染みこむ花なみだ 梅見る人の傘のしずくに
7
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滝川昌之
図書室の雨の匂いは棚に棲む古書に滲みてた春の融け雪
15
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夕夏
まいどこもかいしゃのためのまいなのねわたしのでーたどこもさがせず
1
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ななかまど
温みもつ風吹きたれば雪とけて春目覚め知る土の触覚
12
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へし切
軽症と侮りましたね 見えぬ株 今や空しき 五波の体験
6
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舞
黄昏の時にぞ出でる魔のごとく微睡む夢の初恋のひと
7
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夏深
曲がれども見覚えの街現れず浅き眠りで途方に暮れる
5
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び わ
残り雪白く輝き陽に融けていつの日か又雪の舞台を
5
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茂作
あと幾度見られるものか知らねばや しばしな消えそ山茶花の雪
13
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飛和
苦しみの行きつく先にあるカフェでとびきり苦い珈琲を飮む
7
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KEN
踊子草 風音聞き分け 舞ふ支度 老いゆく人の 小庭の畑
7
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うすべに
落日に長い影ひきゆっくりと 歩む老人追い越すボール
12
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830
寺めぐり日曜画家をすり抜けて一人見上げる行き合いの空
2
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夕夏
ぶかつどうじゅぎょうかもくとかさねればそれでもよいとおもわぬふしぎ
2
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滝川昌之
鍵山に次を残した銀メダル若き伸びしろ清し銀盤
11
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ななかまど
寒たえる心とからだ潮風にさらして春のきざし探らん
10
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へし切
来し方の 我が家にステレオ忘られぬ 胸を躍らせ聞きし「合唱」
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