藍子のお気に入りの歌一覧
秋日好
三人称突き放して書き出して結局惚れてホラーにできない
13
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秋日好
満開の薔薇に唇埋めつつ靴下干すのは実はわざとで
17
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幸子
告白し振られたけれど青春と呼ぶには足りぬやりきった感
20
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只野ハル
ドライブの交わす会話も途切れがちナビも迷える恋の道行き
10
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只野ハル
人生のリセットボタンそれよりも眠れぬ夜のスリープボタン
10
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只野ハル
その夢に続きはあるとその人に思いを飛ばす彼方にあれど
11
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只野ハル
また今宵悩みの海に漕ぎ出でるたったひとりの小舟は揺れる
20
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只野ハル
わだつみのいろこの宮の豊玉の姫の足より水泡昇る
12
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コーヤ
城山の雑木もみじの木隠れを特急電車如走るリス
18
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コーヤ
この朝の露と目覚めて咲きし花露草の青草間で笑う
17
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コーヤ
夏の陽に山の木の葉はひかりては群れ咲く樫の花に風あり
20
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コーヤ
朝露に目覚めて咲きしツキ草は青く冴え冴え辺りを照らす
17
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神田央子
夕光の細く翳りてゆく中に瞬き初める夕顏一つ
12
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神田央子
玻璃拔けて光ゆたけき夏匂ふ病者我らも一生懸命
10
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神田央子
雨後の庭鼻腔くすぐる匂ひ撒き空に降りぬる鳥の聲かな
5
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神田央子
散り急ぐ櫻の下で綺麗だと手話で交はしぬ花びらつけて
17
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神田央子
亡き彼は時をり我を訪れる雲雀が鳴けば初蝶現れば
12
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滝川昌之
濃くなれば雨を知らせる百合の香に虜の蜂は羽音濡らして
26
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へし切
松かげに見ゆるは源氏の総大将 すわ! 射掛けたり 重藤の弓
17
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KEN
やぐるまの花咲きつもる古寺の跡泥土の白蛇寂しきまなこ
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