滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
家守り 主夫しながら 働いて 遊びもせずに 真っ直ぐ帰る
4
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仔柚
人肌恋しなんて古びた文句言っていいのはセフレにだけよ
4
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ななかまど
木のように迷わずわが葉を落とせたらこころは軽し秋の夕暮れ
11
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へし切
マウンドに 立ちたる影を残し去る 君の覚悟や見事なりけり
12
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名鈴
冬よりも 秋果て俄に 寒き夜が 覚えず病まる 節ともならむ
13
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詠み人知らず
緩やかな 土手の坂道 滑り降り 寝転び空を 覗く影あり
5
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詠み人知らず
二人きり 添い遂げる覚悟 できますか 手を握り歩む 恋の細道
5
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桜田 武
じわじわと身に迫る老化の兆し残されし時は濃厚な汁
4
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桜田 武
雪まぢか予知に漂う雪虫の声聞こえくる「冬に負けるな」
6
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桜田 武
人知れず去りし隣人の家寂し旧主の風の便り聞くばかり
7
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きくゑ
空のひだ曇天の底手繰り寄せ信号待ちで覇気探しけり
6
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ひげじぃ
濡れ髪のほつれほどける白魚のしなやかな指、朝に見えず
8
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び わ
元気かな良く眠れたか遠き友あの道想う野菊が咲いて
2
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恣翁
何故に掻き遊めるか ティーカップ 冷めし紅茶の香も尽きぬるを
8
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茂作
鞍馬やま紅葉競ひて大杉の 根道下りぬ若きも老ひも
16
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横井 信
ようやくのつめたき風も優しさの上着を羽織る朝のぬくもり
12
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わかばみち
のけぞっておうち帰ると園の前つっぷし泣く子に戸惑う母
5
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蔓葵
しろたへにうつろふ月のさむしろやむなしくひとり宿ながら見む
10
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詠み人知らず
おでこ触れ 冷たい手の平 心地よく 外は寒いぞ 布団をかける彼
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うすべに
風を切る薄い上着がたよりない 焚き火恋しい急な秋冷え
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