舞 のお気に入りの歌一覧
粕春大君
弓張りの月いる山の風をいたみこほれる土に秋は暮るらむ
19
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ひよっこ
抱きしめて抱きしめられる一瞬を切り取り並べて永遠にしたい
3
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卯月
生ける者は何も語らずただ墓誌が告ぐる享年三十七才
10
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半格斎
湯溜まりにきみをいざなひ出で見れば吐く息しろき三日月夜かな
9
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詠み人知らず
やるせなし鋭く尖る弓の月吾の心を引きちぎればよい
2
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falcon
かぜ寒くのぼる夕月荒れわたる田の面にひかりやさしく照りぬ
15
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葉月夏生
悲しい笑顔の訳を 明るい声で尋ねられても困ってしまう
1
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ぎんこ
無花果のほんのりの紅煮えゆけばワインに染まりていよいよ赤し
1
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ぎんこ
伐られゆく老朽の松直立し思ひめぐらす喜寿の人あり
6
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光源氏
匂ふればいとど心の騒ぐ鳥みだれみだれの夜の花妻
7
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恣翁
鮮やかな 公孫樹並木の 鬱金色 林の中さへ 清かに覚ゆ
24
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芳立
ときならぬ花のさかりとみるほどにあかねをかへす桜もみぢ葉
14
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三沢左右
寒けさに膝を重ねて暖を取る二人の冬が包むつま先
12
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falcon
信もなき言葉うつろふ巷には潰れしこころの折り重なりて
6
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薫智
青空と太陽が照ってるだけで気持ちいいよね朝が始まる
12
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水島寒月
柿の実の日ごと色づく秋なれば古き手紙を読み返へしゐる
6
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逢
青春は未然形だといいのにな 終わらず、別れず、さよなら告げず
13
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半格斎
亡き親父の生まれ來し日はきょうなれど命日忘れきみに問ふ夜
12
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葉月夏生
夜の校庭 瞬く星 望遠鏡に 小宇宙が揺れていた
2
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紫苑
秋うらら葉山の海にクールベの波は黄金の陽をうつしけり
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