詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
酔うままに時の迷路をさ迷えばかぎろい揺れて匂い立つ君
17
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吉野 鮎
貪ればむさぼるほどに深き洞缺けゆく前の滿月の夜
9
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吉野 鮎
ぼつてりと朱赤の月が昇る夜爪痕ひとすぢ君が背にひく
11
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吉野 鮎
吾の髮を君が指すべる先の闇青白き肌に深紅の薔薇咲く
11
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吉野 鮎
倫なきと人の謗りに上るとも命の蕊の燃え盛るを君
6
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灰色猫
玄界の波止場で狙う真蛸釣りテンヤにくくる豚の脂身
19
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灰色猫
消しゴムで出来たベットで見る夢は嫌いな場面を消してくれるの
19
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灰色猫
ねえあなた仮定の話なんだけど晴れ雨曇りどれが好き?
11
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灰色猫
うたかたの夢に悶し小蝿たちコバエホイホイにて恍惚となる
12
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灰色猫
砂浜で恋を発症した蟹たちが月に呼応し震える夕べ
17
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へし切
何処より春のきざしに早咲きの梅ちらほらと散歩の小径
26
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詠み人知らず
連絡をするかしないか 葛藤す 程よい距離を頑なに維持
8
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詠み人知らず
我自身 あなたの香り吹きかけて あなたの虚像つくって浸る
6
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詠み人知らず
虚像はね あなたになんかならないの 香りだけでは現れないの
6
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夢士
横風を受けて渡るや利根の川枯野の先の筑波山「青」
26
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絮谷新
己が影空に映せばみづあさぎそのヒヨコ売り逐電ののち
19
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藤久崇
ものもらい 医師に診せて 目をあらい 薬師の寺に 照る梅を見む
19
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inosann
「組合はつくらせぬ」と言う社長のもと憧れていた「春闘」の響き
12
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リクシアナ
伯林青の雲のまにまに朧月雪の平野の夜は明けそめる
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まあさ
春の花 明治の文豪 今日の星 いったりきたり 話は続く
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