滝川昌之のお気に入りの歌一覧
衣装箱
どこまでも馬肥ゆ空にそびえ立つ果てなく高き南アルプス
3
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衣装箱
空蝉のロスジェネ世代というけれどもはじめからない金利も愛も
2
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衣装箱
追ってくるのはジュピターのみ約束はないの糖質ゼロを連れて帰る
1
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衣装箱
早々と帳が下りたビルの下それでも嬉し華金の夜
2
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うすべに
襟たてて家の明かりを恋しがる 青さ深まる夕暮れの月
8
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可不可
寒々と雨ふり止まぬ昼さがり タンゲンテンフリューゲル聴きつ巣ごもり
5
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名鈴
時雨雨 もみぢの色も 染めにけり 恋しく眺むる 華のさごろも
13
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詠み人知らず
嫁ぐのは 終わりにしよう キリがいい 鏡を見ては 彼を想い涙する
5
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ひげじぃ
永別の泪なるかな秋時雨 汝の片影なぞりて落ちぬ
11
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ななかまど
親しみて通いし人の逝きたれば切り株かなし秋の夕暮れ
12
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恣翁
ポキポキと 指の節をば鳴らしつつ 啜る珈琲の味のなきこと
9
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詠み人知らず
マッサージ 全身ツボ押し あとは揉む 親指震え 眠つた彼氏
2
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望月薫
透き通る心を映す朝露のこぼれる先に光る蓮池
3
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へし切
居座りし夏のなごりも懐かしい 山の紅葉の秋ふかみゆく
15
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詠み人知らず
一秒の 夢を切り取り 眺めては 消しては撮るの 繰り返す日々
6
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び わ
素晴らしい雲一つなく息弾む手話サークルで何かを学ぶ
2
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茂作
ぬばたまの月照る菩薩なまめかく 藥師慕ひて品つくるなり
13
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詠み人知らず
秋雨の 冷えた指先 少し濡れ 太陽の笑み 月をも照らす
3
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横井 信
流れてく秋の夜空の雨雲にそっと近づく踏み切りの音
11
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うすべに
散歩道 犬が見あげるやまぼうし ふと懐かしい赤い実の味
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