滝川昌之のお気に入りの歌一覧
名鈴
神風の 伊勢の国へと いざ参る 身は急げども 宮遥かなり
15
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うすべに
水彩にほのあたたかく二月堂 絵を描くひとの肩のひだまり
8
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詠み人知らず
悲しいと 嘆く自分は もういらず なれつつもある 夢に歩みだす
4
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詠み人知らず
風邪ぐずる 鼻かむ度に 通る冷え 冬のおでまし 紅葉見れず
3
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詠み人知らず
山と川 澄んだ空気に 育てられ 野生の力に 感性を宿す
6
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ななかまど
凍て空に弱星のいて小星いて麗し秋の天の囁き
9
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へし切
第五波も喉元過ぎれば何とやら 自宅放置 捨てられた命
11
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詠み人知らず
睦まじい 寄り添う小鳥 愛らしく 鳴き声残し 飛び去る青空
7
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きくゑ
大根と昆布を塩で炊くだけで宇宙でいちばん多分おいしい
5
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ひげじぃ
日を跨ぎ呂律も怪し酔眼のネオンの街に野猫は啼けり
7
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雨夜
双子なる給水塔はまどろみの閉ぢたる庭はみづの夢みゆ
4
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び わ
コスモスが太陽の元道飾り野道ドライブ妻と楽しみ
4
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茂作
長谷寺に集ふ生徒ら秋陽浴び マスクを通し彈む語らひ
14
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横井 信
忘れ物 取りに帰って急ぎ足そっと鳴り出す踏み切りの音
11
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うすべに
夕冷えに月かすませる氷雲 青い楓のまだ神無月
7
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きくゑ
地下街を抜け出し浴びる陽のひかりインフレおきる反射のくしゃみ
5
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へし切
よひよひに 通ふ夢路のしのぶ草 摘みては数ふ 君への思ひ
16
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詠み人知らず
気がつけば 口ずさむ曲 ふと気づく 今日はなぜか 夏をあきらめて
4
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ななかまど
ふるさとの米は変わらず美味いねと言われておれば米価二の次
7
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詠み人知らず
余裕ない 心を無理して 広げては 寛大な気持ちで 彼と向き合う
4
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