滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
雨が降り 空が泣き出し 寒さ増す 彼の休みに 二人でこもる
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御宿川蝉
天草の教會堂の佇まい つなぎし歴史の心を偲ぶ
12
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aiko
年のせゐ安易な氣持ち斷ち切るは他を思ひやる心の進化
2
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aiko
産土の荒し境内ながめつつ神の思ひを測りし我は
2
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aiko
微笑みて我が子を諭す眼差しは病める母ゆゑ思ひは深い
4
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きくゑ
まだ眠る竜胆の花陽を浴びて清らかに咲く紺碧の笛
7
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ひげじぃ
首伸ばし宙舞う紅葉あおぎ見る老亀は知らじ背中の薄氷
9
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び わ
空見上げ今日も良く晴れ雲もなしすすきも元気風にそよそよ
4
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詠み人知らず
移り行く 景色のページ めくりつつ 鉛筆で描く 瞼の友よ
5
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詠み人知らず
花に散る 寂しすぎて 抱きしめた 君が好きだよ 言えずに黙る
3
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茂作
竹の寺 案内の俥夫持つ自撮り棒 和服の娘と思ひ出作る
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横井 信
まだ青い楓の揺れる十月の里にも秋の鳥の鳴き声
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可不可
夏は見のがした海の彩 いまさら 秋空に谺す波音
6
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うすべに
倒されたなんきんはぜの切り株を 枕に憩う鹿のあかるさ
3
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詠み人知らず
冬服に 装う女子の 片隅に寒さこらえる 彼があり
4
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河のほとり
飛ぶ鳥はやすらふわれを里におきて深山の方をさしてゆくかな
7
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ななかまど
実績か対立軸か一票に縋る心のもどかしくあり
5
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うすべに
子供らの歓声もどる浮雲の みどりの原に鹿もはなやぐ
8
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へし切
老い惚れば過去を慕ひつ夢に見る 若きは未来の夢を見るべし
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恣翁
秋の日の底に潜むも 逸り立つ冬の分子か 膚粟立つに
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