詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桐生賄
二回目の 盲腸今度は 入院だ 薬で散らし 危機免れる
15
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桐生賄
腹痛に耐えて高校入試受け 合格したは忘れられずに
20
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詠み人知らず
同期会痩せる肥るはあるけれど昔を今になす声音かな
17
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詠み人知らず
バス待ちて思ひ来し方空ゆけば疾く疾く見ゆる春の嬉しさ
18
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夢士
大寒波昼のジョギングいと寒し道ゆく人の視線に耐ふる
17
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沙久
動脈が たぎる道成す 裸木を 抱けば重なる 互いの心音
22
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絮谷新
わたし二十麻藥のやうな戀をして夢見るやうに電車に乘るの
17
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inosann
久々に会う施設の母この吾を「目で分かりし」と意外な一言
23
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絮谷新
山影は氷室の壁に映されて白き象にぞ似たりけるかな
24
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まあさ
うっすらと 雪残る街 射す朝日 冴ゆ空スーッと 雲流れゆく
22
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舞
明星に背向けて入る立呑に今日の荷下ろすもっきり一つ
13
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灰色猫
一分の一体全部で抱きあって君と温もり分かち合いたい
18
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灰色猫
淡いとても淡いまどろみに溶けてしまった初春の夢
17
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灰色猫
草原を裸足でゆけば草になるもっと歩めば花にもなれる
27
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灰色猫
冷えた手をひとり温める日々の中君の温もりただ恋しくて
25
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灰色猫
今君がどこにいたって変わらない心はいつも繋がっている
19
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麻
白雪のいかにふるとも常盤なる松の心を君はしらずや
31
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コーヤ
体験を耳傾けて聞くならば生きるヒントが見つかるものだ
14
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コーヤ
諦めず試練や稽古越えゆけば大願成就辿りつけたり
15
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美津村
遂に針動かずなりし心電図にはかに巻き取る音ひびきたつ
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