詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
寝静まる閑寂の森、土の中呼吸をしてるカブトムシになる
3
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悠々
歌舞伎町、コマ劇まへも なつかしきわが、青春の墓場 なりしも。
20
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夢士
三椏の枝先かざすどんど焼きマンション村の子ら集めをり
18
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悠々
みんなみを、向きて死にけり、冬燕。つばめならねど、吾もみんなみへ
13
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詠み人知らず
風あれど光りまぶしい冬晴れにつやつや林檎提げて帰りぬ
21
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片井俊二
はらはらと舞い散る枯れ葉その中で目を閉じるきみ 秋の残像
6
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紹益
天災は 忘れないのに やって来る 何が起こるか 今年は何処で
17
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美津村
丘の街に配達終りて見放つは雪野に黒き川の一筋
8
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みん
太陽に当たった老女の白髪は幼女のような輝きを持つ
12
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詠み人知らず
岩肌の高き上より落つる滝白き衣の女子の打たれぬ
7
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キュン太郎
かっこつけ女子の前でメンチきる「かっこ悪いよ ここ教習所」
7
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虎丸
ぎつぎつと片栗粉のよな雪の音を踏み越え氷点下で生きていく
13
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月虹
冷え切った身体芯から温める魔法のように君の真心
27
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詠み人知らず
デジタルの体重計の測定はむごい数値を一度で示す
6
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へし切
震災の年に生まれし子も二十歳 神戸の未来 君たちのもの
23
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虎丸
しろしろと降り積む氷に閉ざされて朝が生まれるまであと五時間
6
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詠み人知らず
ふと見ればふいに咲きたる花のありいつもの道が暖かくなり
4
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小幸
無機質な活字読み私の顔も涙も君は知ることは無い
11
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詠み人知らず
人生はほんのはずみで決まるもの好きで選んだわけではなくて
19
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悠々
ふるさとの 葉みかん 甘や、なつかしや 筑紫の 郷の とりざうに、こそ
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