滝川昌之のお気に入りの歌一覧
コタロー
沈みゆく身體幾度も浮かせつつ地面すれすれ鶺鴒は翔ぶ
6
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詠み人知らず
忙しく 祖父が亡くなり 葬式へ 長い髪切り 手を擦る祖母
3
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リクシアナ
伐採の谺渡りて天高し出征記念の七本の椴松
9
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び わ
手話講師今日は私が担当す不慣れな講師胸がドキドキ
4
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茂作
畑仕事カラス三つ四つ二つなど 鳴きて歸れる秋の夕暮れ
16
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詠み人知らず
ひと粒を口に放りし君を見て 気持ちひと粒届いたような
3
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詠み人知らず
直線で百メートルの距離なのに喜劇の如くまるで会えない
3
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詠み人知らず
本当はこんなに近い距離だった 同僚だよね まだ私達
5
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詠み人知らず
会えぬなら会えぬで済んでいたものを会ったらもっと会いたくなった
4
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詠み人知らず
クリスマスイブのきみとの語らいは いちばん欲しかったプレゼント
3
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横井 信
ひっそりとローカル線の駅前ののぼりに揺れる名物料理
14
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名鈴
祈れども 終に吹かざる 科戸風 今今返せ 我が背を我に
11
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詠み人知らず
背骨張る 祖母の姿勢は 美しく 耳の聞こえぬ 素振りも見せず
7
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詠み人知らず
秋の暮れ 紅葉三滝寺 羽織る霧 近し遠かれ 幻想の景色
5
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ななかまど
降り積もる紅葉の重なりそのままに脚たおやかに猫は歩めり
12
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詠み人知らず
夕暮れに 幾度起こせど 起きぬ彼 休むの一言 出るはずもなく
5
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きくゑ
陽の当たる樹々の面手にひの燃ゆる風の冷き秋が深まる
7
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へし切
空高く 山は紅葉に水鏡 錦に映ゆる冬近し頃
18
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望月薫
双龍のもたらす雨に守られし教えを見つめ「今」を歩まん
3
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詠み人知らず
鏡立て 白髪を探し 顔を見る 顔の年輪 立派なおばさん
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