千映のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
土だった吾の苦しんだトラックは 百米に 応援はない
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詠み人知らず
真夜中に急にあいつが欲しくなる キスするだけで とろけちゃいそな
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月虹
満たされてしまえこの身が燃えるまで半身の月が浮かぶ夜には
281
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月虹
空色のランニングシャツがお似合いな七十代の青年が行く
281
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林林
半分の月が夜空を照らしをり頑張ってるね、そっと呟く
22
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恣翁
気紛れな君が想ひに 山桃の紅き実愁ひ 直 萎れけり
24
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成瀬山水
甲子園はどこだどこだと地図を開け兵庫を過ぎるきみの指先
11
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詠み人知らず
風抜ける廊下を選び寝そべって おまえほんとに 賢いやつだ
17
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林林
母生前お世話になりしサークルへ風呂敷包み持参でお礼に
18
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詠み人知らず
恋多き君の言葉やふるまいは妻や子などをなきものにする
15
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恣翁
生きるとは 己以外の人達の死を 見送ると見つけたりけり
22
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詠み人知らず
夢でもし会えたらなんて君の歌 反則でしょう この関係で
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栞
姪たちにせがまれて作るカルピスの甘い香りで夏が始まる
29
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もなca
ふたりして漂っていたい天の川 三日月の舟そっと浮かべて
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林林
あの時刻 あの揺れ方に思うのは 過去のすべての 大きな地震
17
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朔夜
いつの間に街灯点り陽は沈むただ薄寒い初夏の黄昏
9
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詠み人知らず
夜深く電話ボックス哀しげな 蛍光灯に 群がる羽虫
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舞
杜の街けやき並木の繁る葉よ優しく隠せ寄り添うふたり
21
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月虹
まだ未だ歌の心は宿らぬか伸ばす手先に風は掴めず
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恣翁
熱情に つき動かされし交はりの果てに 荒寥ばかり沈みぬ
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