名鈴のお気に入りの歌一覧
うすべに
山上の読経の声も冬支度 まだ燃えるわと散り残る紅
8
もっと見る
コタロー
池の水全部拔かれて驚けば草むらに飛ぶ秋津に夢中
6
もっと見る
里香
小雨ふる水平線の 灰色に うすむらさきに 心とけゆく
7
もっと見る
夢士
冬日没り欠けゆく月の路灯り冷えゆく風に鼻歌交じり
10
もっと見る
夢士
万歩計カウントアップちらと見て遠回りする北風の路
9
もっと見る
詠み人知らず
効率を考え足し算あれこれと鈍る判断ざわつく不安
10
もっと見る
うすべに
紅めでる人のざわめき華やいだ もみじの蔭で咲く冬桜
9
もっと見る
舞
人偲ぶひとりの夜は火の酒の氷の揺れる音を聴きつつ
8
もっと見る
灰色猫
地図もないふんわり歩む月面に私を縛る信号はない
9
もっと見る
灰色猫
掴むから掴んでくれた君の手をいつでも離してしまえるように
9
もっと見る
うすべに
葉を散らすしぐれに濡れるべにの森 近づく冬が扉を閉める
8
もっと見る
滝川昌之
日短かに夜目が利かぬと帰りゆく高鳴く百舌鳥の声ぞ哀しき
17
もっと見る
夢士
おはようと声かけられて回れみぎ首寝違えた朝の挨拶
10
もっと見る
只野ハル
もう雪が積もりましたと写真の付いたメール読みつつ声を思う
6
もっと見る
ななかまど
山の端のいろ消えるまで見つめおり霜月のそら入り日は早く
7
もっと見る
詠み人知らず
気がつけばのぼってるね老いの坂あしの運びに掛け声つけて
11
もっと見る
芳立
奥山は色もかぎりのくれはとり綾にぞ白き糸かかるらむ
3
もっと見る
舞
紅葉の南の便り赤や黄の賑わい偲ぶ北の大地に
4
もっと見る
び わ
良く晴れて朝陽が窓から覗きこみご機嫌いかがと伺ていおり
5
もっと見る
灰色猫
たけのこを産湯につけるやわらかく湯だってしまわぬように
9
もっと見る
[1]
<<
615
|
616
|
617
|
618
|
619
|
620
|
621
|
622
|
623
|
624
|
625
>>
[627]