名鈴のお気に入りの歌一覧
舞
帰宅路の知らぬこの家の魚焼く匂いのうまし秋の暮れかな
3
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夢士
朝霧の晴れてきらきら木の葉散るコーヒーのかほり里山の庵
11
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ながさき
題目に 勝るものなし この人生 今がその時 「まことの時」と
11
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横井 信
雨降りの予報で部屋に閉じこもる僕を呼び出す短いメール
10
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綿釣
青柳の色變はりぬと歎けども君を友とこそ我思はざれ
7
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灰色猫
石鹸の優しい香りが好きでしたお風呂上がりのあなたの香り
14
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ななかまど
せわしなく首うごかして鵯は柿のこずえをわが城とする
7
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ななかまど
箸ぶくろ栞となりて母の文字世過ぎ身過ぎやたくわん詠う
10
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横井 信
葉の落ちた桜並木も晴れ渡り脱いだコートを抱えて歩く
11
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滝川昌之
着せたいと思った服は着たい服 親の「きたい」に子は着膨れる
17
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灰色猫
世間という冷えた刃物にぐっさりと背中を刺されでも歩きゃなか
10
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び わ
ひょっこりと蛙飛び出し葉の上にじっとこしかけ私を見つめ
6
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滝川昌之
「見る会」に招かれ見るは別の花 桜は大事な人と見るべし
24
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蔓葵
しぐれ降る同じ雲よりおりながらなほ白妙の布引の滝
11
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秋日好
一本だけ光浴びてる芝草の孤独を思う落ち葉かさこそ
10
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松本直哉
虫の音もたえて久しくなりにけりものみな枯るる真夜のしづもり
4
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舞
冷や酒の身にしむ秋の暮れの夜はひとり静かに影と語りて
4
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内田勝也
わが指の分かれにありしアポトーシス生の始めに死ありきとは
2
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夢士
急激な冷え込みの朝初コート雨跳ね返しきらりと光る
8
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横井 信
山茶花の花びら揺れて街角のハクセキレイに晩秋の雨
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