千映のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
冷い風 ちりめん山椒つまみつつ 角瓶などが 似合う二十時
21
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林林
どくだみのお茶とお風呂がございます悪しきもの皆出して行くべし
18
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詠み人知らず
さささっと朝の市道の竹箒 老人の腕 枯れてはいない
14
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潮月繁樹
雨音の色踊りける紫陽花に御用達多忙の蝸牛
12
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桜ねこ
詠める日と詠めない時の差が激し心を映す言の葉なれば
19
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恣翁
見てごらん 出世侮る趣味人の 終に窮まり 暮れの津渉る
18
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恣翁
蛇の目傘さして 芸者の酔を帯び 霏々たる雨に帰りゆくめり
21
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舞
出張の宿で開けたる弁当に「頑張って」との妻のメモある
21
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桜ねこ
生きるとは千の言の葉映しだすなにげなくとも確かな毎日
18
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桜ねこ
鈍色の雲に隠れし夕月よ待つ身思ひてかげみせたまへ
21
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ながさき
思ひ出の 場所が消へゆく 寂しさよ まして故郷 離れし人には
35
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林林
わがこころ水晶のやうに透きとほる熟れゆくあなたの心に觸れて
26
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青小僧
徒然に 綴るメモ帳 気がつけば 君への想いでいっぱいだったり
1
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詠み人知らず
いい波を待ちわびているサーファーが背を向けはじめそのときがくる
16
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咲草
恋のうた言葉を選ぶ暇もなくただ溢れ出る君への想い
15
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詠み人知らず
お早うとお休みなさいの間には一日限りのチャンスが眠る
23
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潮月繁樹
人生は一度きりだと言いたげに下弦の月が ほら微笑ってる
29
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あまおう
にこやかな免許証なら それとなく アピールします 六月生まれ
28
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詠み人知らず
ひと夏の恋が数えて何十年 君だからこそ あきが来ないよ
22
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詠み人知らず
熱病の氷枕のカラカラと 足音を消す 母の気づかい
24
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