名鈴のお気に入りの歌一覧
舞
夢にさえ逢いたき名こそ秘すままに漏れる吐息の音の哀しく
9
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灰色猫
終焉が異端審問だとしても私は私の歌を歌おう
14
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翠燕
寒風に 木々染められし 暖色に 相異なりて 有無相通ずる
6
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西村 由佳里
寒い朝寒い日中寒い夜こたつに集まる我らは家族
7
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ななかまど
もみじ葉の今を写せる水鏡あすは小雪とままならぬ季
13
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滝川昌之
集いては温み持ち寄るムクドリの鼓舞し合うよな声の騒がし
19
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蔓葵
いろふかく染めぬ紅葉はあらし山風もにしきの秋の夕暮れ
15
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つばす
初冬の足音感じ山燃ゆる 雪降る前に急げや紅葉
6
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うすべに
うつむいた鼻先かすめ舞う枯れ葉 でもうれしそう散歩の老犬
7
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夢士
柿落葉からからからと道走る吾も負けじとひたひた走る
6
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横井 信
麻痺のこる足でも秋の野を行けば風に流れるもみじと踊る
16
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び わ
ああ寒い家内差し入れ塩せんべい口に含んで降る雨見詰め
4
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舞
教えひとミサに集える日の本の民にかけたる慈悲のロザリオ
9
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恣翁
片時の 仮寝の夢にしありけるを 如何で憾まむ 心変はりと
11
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河のほとり
なぐさむる星の光もはるかなるあら野の果てを知る人もなし
8
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河のほとり
さびしさに心ばかりぞめぐり逢ふ空のしるべを月にまかせて
10
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河のほとり
わび果つるこの世ならまし月雪も花もあはれを教へざりせば
8
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河のほとり
さらでだにこの世を思ふかなしさを夕べの風なそよとこたへそ
5
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寝惚亭奥地新吾
山茶花の咲き始めたる生け垣の空を覆える雪待ちの雲
5
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松本直哉
みづからのとげにきずつく柚子なれどなほあまりあるかをりなりけり
8
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