詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
万陽
「ナウシカの胞子が飛んでる」吾娘が言ふ見上げる先に 牡丹雪舞う
14
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万陽
トンネルは 山の大きな 口のよう車という名の 食餌を吸い込む
14
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万陽
「なぜ?なぜ?」と聞く年頃の吾娘は今知識の蜜を 吸う蝶々かな
21
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万陽
幼子と日々格闘し忘れゆく紅差すことも手荒れのケアも
14
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万陽
ナフタレン 昭和の香を 運びくる在りし日の母の 笑顔も共に
13
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万陽
父母祖父母 遠き祖先も 我が身なり魂へ届け 南無阿弥陀仏
12
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万陽
「これママよ」吾娘の似顔絵 ママ上にパパは小さく下に 描きをる
11
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万陽
燃えるごみ片手に出勤する君の背中で知った 今日は火曜日
12
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桐生賄
寝不足で 帰った息子 ご機嫌が 超・超悪く 困ったもんだ
11
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万陽
蚕が葉を虫食むごとく我の子も好物のみの虫食いをする
11
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秋日好
麗しいという漢字が書けなくて程遠いからと拗ねてはみたが
23
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石川順一
正信偈聞けば聞くほど懐かしい大寒なれば身に染むほどに
17
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秋日好
江ノ島の崖の間を鳶が舞う留まるように飛び去るように
20
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なかしぃ卿
あしひきのヤマザキ春のパン祭りシール集めて皿に換えばや
10
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まあさ
前ばかり 見ずに時には 立ち止まり 後方確認 ゆっくり生きる
31
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リクシアナ
結氷のしたを流るる空知川しろき暦に時はうつろう
30
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千映
マンサクの語源が「まんずさく」なんて教えてくれた立て看板が
11
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inosann
時も過ぎ施設の母との別れ際「長生きするよ」と振り返り言う
25
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舞
難波津の風や解くらん淀川にゆらり水鳥陽にのたりかな
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なかしぃ卿
東風吹かば花粉舞い散り煩はし白きマスクが手離せず春
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