名鈴のお気に入りの歌一覧
松本直哉
白珠の散るかとぞ見る小夜しぐれぬれて帰りし妹が黒髪
3
もっと見る
明星
お正月準備を急ぐ主婦たちの師走の日々は飛ぶように過ぎ
7
もっと見る
夢士
金柑の実の色付きて鵯の声ともに凄まじ鵯を追ふ声
9
もっと見る
肘P
コーヒーの飲み方くらい真似させて 砂糖はなしでミルクを一つ
9
もっと見る
肘P
試みる 聞き逃すまいと傾ける 眉のとなりの傷が語ること
3
もっと見る
うすべに
時雨去る をぐらの山に鹿の声 積もるもみじにしんと浸みいる
9
もっと見る
へし切
コンビニのレジに並べば温かなおでんの湯気にこころ誘われ
13
もっと見る
菜々子
人は皆自分だけはと疑はず そんな保障はないと知らずに
9
もっと見る
朔夜
画用紙にぐるぐるぐると円描いて口尖らせて「宇宙ですよ」と
4
もっと見る
横井 信
枯野ゆく乾いた風の連れてくる優しい声は冬鳥の歌
13
もっと見る
KEN
あしびきの 冬嶺に荒れる 雲の間の 低きゆふづつ まなこ貫く
10
もっと見る
び わ
誕生日家内七九頑張ったうるさい旦那を良く面倒み
4
もっと見る
舞
吹雪く夜の音の寂しく吾を呼ぶ酔いに埋めれぬ虚ろの闇から
4
もっと見る
夢士
雨あがり満ち往く月の冴え冴えと今日より忙し師走のニ日
7
もっと見る
横井 信
年の瀬の冷たい雨の降る朝に遅い夜明けの重い足取り
9
もっと見る
千映
和蝋燭ただ淡々と燃えながら姪の写真の笑顔を照らす
8
もっと見る
うすべに
さざんかの垣根をこえて子守唄 冬の西陽の淡いぬくもり
7
もっと見る
び わ
精一杯今日とゆう日を刻みおり雨がしとしと寒さ加わり
4
もっと見る
舞
不可思議にまだ枯れ残り黄昏の色に染まって冬の蒲公英
9
もっと見る
さかさまぼこ
夏遅く生まれたらしい猫の子が枯れ葉まろぶを追いかけている
8
もっと見る
[1]
<<
608
|
609
|
610
|
611
|
612
|
613
|
614
|
615
|
616
|
617
|
618
>>
[627]