平 美盛のお気に入りの歌一覧
光源氏
花散りて涙も月も打ち絶えてさびしき山のけぶる夕暮れ
16
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浅草大将
花咲けば名は知らずとも瑞々し尽きぬ命は木にもありしか
15
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光源氏
おぼろなる月をながめど身のうさはこの山里で晴れることなき
16
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詠み人知らず
コトコトと 煮込んだスープ 召し上がれ 愛と毒とが 溶け込んでます
4
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浅草大将
たまきはる命ふたたび若やぎのみどりの髪のいとも麗はし
18
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ほたる
うつせみの世間のことは さておいて わたしはわたしと突っ張ってみたい
11
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悠々
氷雨止まぬ病院の庭にたたずみてふたり見てゐし八重の桜を
19
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芳立
暮るらむと窓見出だせば空の藍あはき朱とく春や行きなむ
7
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詠み人知らず
昨夜降りし雨に櫻の散りしきてわが蹈む道は桃色の絨毯
14
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詠み人知らず
雨音とあなたの香りにつつまれて夢からさめる午前六時半
16
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紫苑
何となき日々をひとすじ切るごとく今年はじめの燕飛び来る
18
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悠々
花散らす雨風なくば緑葉の萠ゆる葉櫻いかで見つらん
14
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佐々一竹
いつの日か魔法は解けるほんとうの僕の姿に驚くなかれ
17
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なきにしもあらず
いつからか本気になれない僕たちは夜が明けたって早歩きのまま
9
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只野ハル
初蛙雨の止み間の夜に鳴き雲間の月はまだ傘の中
16
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光源氏
ありし世をわすれがたきと思ふれど花はうづむる有明の月
17
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ほたる
化粧する楽しみ深しあおやぎの細き眉描く、女であること
9
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悠々
ちちははの眠れる山のうぐひすの聲かなしかり聽きなたまひそ
18
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まるたまる
街を行く女の子たち春爛漫ミニのフレアースカート揺れる
8
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光源氏
かりそめの一夜をすぐす春の夢まださめやらぬ肌のぬくもり
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