横井 信のお気に入りの歌一覧
うすべに
ゆく春の後をたくして花ふぶき まかせておけと萌え出るかえで
6
もっと見る
へし切
けなげにも 梢に残る花にこそ 恋しき妹に逢ふ心地する
10
もっと見る
舞
セーラー服少女の胸のふくやかにやや誇らしげ結ぶスカーフ
5
もっと見る
び わ
はらはらと散りゆく桜風に乗り喜び友にまた悲しみも
4
もっと見る
茂作
何處より舞ひ來るものか外のお湯 花一片の贅澤な時間
12
もっと見る
KEN
荒ぶ風 止めば零るかな 月燈り 逢魔時の 花影宥め
9
もっと見る
うすべに
花は散り 往くとき惜しむすめろきの涙を洗ううすべにの河
6
もっと見る
滝川昌之
でか過ぎる新品リュックの中学生ランドセルから引き継いだ夢
18
もっと見る
ななかまど
壊されし街の映像そのあとにカメラ見つめるおばあさんの目
9
もっと見る
艸介
春に酔ひ引つぱり出したタンブラーに 昨日と同じ珈琲の味
9
もっと見る
へし切
経済は 体の如く血の巡り 悪い円安 日本が売られ
7
もっと見る
舞
母でありおみなでもあり父ていう男の子でもある歳経てぞ知る
3
もっと見る
茂作
あぜ道にシルバーカートの待ちぼうけ 媼のどかに山の菜を摘む
15
もっと見る
雪乃まり
一本に見える道には谷もあり瓦礫の隅で綻ぶ花も
7
もっと見る
雪乃まり
初恋はスグリの赤い実を成して味わうほどに輝き続く
7
もっと見る
仔柚
一人でも一人になりたい夜があり孤独感じにコンビニ行こか
5
もっと見る
可不可
今日きいたCD ウクライナのオーケストラ 一九九九年 いまは
4
もっと見る
830
最後だと言いつつ花見きょうもまた明日は孫の顔見に行こう
3
もっと見る
うすべに
まだ広い林の空のこもれびに ゆらゆらゆれる黄緑の蝶
6
もっと見る
滝川昌之
また一つ部屋の灯が消えトキワ荘 昭和を閉じる「これでいいのだ」
13
もっと見る
[1]
<<
604
|
605
|
606
|
607
|
608
|
609
|
610
|
611
|
612
|
613
|
614
>>
[2051]