名鈴のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
アナ雪を観て来たばかりと翻るパンフを抱いた女児の麗し
14
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千草ななせ
私から告げられるのはもう何もないからせめて 最後わらって?
5
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寝惚亭奥地新吾
野良猫はノラと名付けつ「人形の家」の人物自立しており
3
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KEN
凛々と 哭くほど蒼き 中空に 白鳥ふたつ 十字のかたち
7
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うすべに
華やかにもみじが照らす参道の 木陰に憩う枯れたあじさい
9
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のらねこ。
見えるものだけが全てでないと知る そこにあるとだけ分かる月、雨
5
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松本直哉
住むひともなくて荒れたる庭なれどいま盛りなりさざんかの花
6
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夢士
裸樹となりし欅の並木路リフター入りて電飾の路
5
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横井 信
夫々が語った道も冬色の空に目の向く月曜の朝
8
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肘P
珍しく雪の降らないクリスマス 浮かれた柄のマフラーを買う
3
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肘P
スカートを捨てる 自分のことちょっと愛せるようになってきたから
4
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び わ
手話始め知らせる事の難しさ実感しつつ必死に挑む
4
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舞
繰り返す日々に擦りきれ消えてゆく指から落ちる砂の音する
9
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夏深
茜空背に家々や木々浮かぶ影絵の町や凪ぎし夕べに
9
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桜田 武
温かなうたの輪に育まれ九年出会いしうたに温まる心
5
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里香
曇り空 雨の白さの暗さかな 身をきる風に霧の濡れ髪
5
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灰色猫
ひび割れたアスファルトに咲く花みたいそんな例えがあたたかい冬
7
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恣翁
刻みたる 夜の脈搏 映すがに揺らめく炎 狂ほしきかな
8
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ななかまど
重き足ゆっくり揚げる階段の石の厚さに段数忘れる
6
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千映
仲良しの友の肺がん知りたれど電話出来ずに絵葉書にする
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