名鈴のお気に入りの歌一覧
只野ハル
故郷を漕いで過ぎれば数分の低い家並みと細い道筋
6
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只野ハル
カヤックを畳んで列車に持ち込むを艇行と言って抵抗はない
4
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千映
いままでの恨み辛みを清算し臨終迎える最期の理想
6
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ななかまど
はんなりと何処から来ても受け容れる都におわす神や仏は
9
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うすべに
散りはてて空をひろげる枯れ枝の 朝陽にひかる空蝉の霜
8
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横井 信
眠れない暗いベットに雲間からそっとのぞいた朝陽のひかり
8
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夢士
うっすらと額に汗してウォーキング師走の月が笑つて見てる
9
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千映
花のなき寂しき冬に暖色の薔薇のリースで元気になれる
7
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び わ
やることが徐々に狭まりつつあるかあれかこれかと目に戸惑いが
4
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舞
若いころ惚れた女のことなどをふと思い出す冬虎落笛
9
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東大寺
朱鷺色の 流れる雲に 染まり行く 風の彼方の 遠き想い出
4
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東大寺
閑かなり 午後にまどろむ カフェテラス 恋する女の ひとときの夢
5
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東大寺
おやすみの そのひとことに 満ちる月 こころ安けき 時は流れて
7
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和泉ユウキ
よを暗み やうやう白みぞ ますみぞれ ふるもふれるも とくとけにけり
4
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灰色猫
好きですと言えずじまいの恋たちを束ねた花でリースを編もう
10
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灰色猫
ぽかぽかの温もりたちを渡りゆく膝のひとつが君であること
8
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ななかまど
一本の草のなまえを知りたればいつもの路は新しき路
12
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千映
湯たんぽの袋を手縫い母の着たパジャマの生地のまだ活躍す
9
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里香
人を慕い信じ愛して傷ついてまだなお求める君のまぶしさ
7
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水色一揆
冬されば赤黄緑のわが庭に欠けたる白置く初雪ぞ降る
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