平 美盛のお気に入りの歌一覧
紫苑
ととのへし細魚の眉は軽く跳ね留めおくひとの手を躱しゆく
12
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恣翁
五月雨を 集めてうねる 音羽川 大蛇のごとく 岩や食むらむ
29
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銀ねず
作詞家と詩人は違う生き物で食っているのか生きているのか
4
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勿忘草
恋心 耐え忍ぶ日々つねづねに、あふれる想いポツリとこぼし
9
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悠々
汝が身より溢れし罪ぞにほひたつ祈らばぬぐひ水に流さむ
17
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浅草大将
春惜しみ花のあとより散る花は霞にまがふ八重のやまぶき
15
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蛙の庭
花は花に祕められ眠る深々と老櫻を抱く五月のみどり
6
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加祢
豆やればリスの食む音リズムよく和み聞き入る源氏山かな
12
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氷吹郎女@停止中
おやすみと告げてみたけど眠れない夜という夢みているつもり
5
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光源氏
つのるほど夢か現か幻のなげき胸うち癒やせぬ我が身よ
14
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リンダ
生い茂るミントの匂いにうんざりしベンチで一人煙草くゆらす
5
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日央
風吹きて はらり舞ひ散る花瓣ごと杯に注ぎたる酒を飮み干す
15
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ころすけ
背伸びした恋が落ち着くまで君は煙草くわえた極楽とんぼ
10
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庭鳥
行くべきか休むべきかで迷う夜疑惑はついに膨らんで来た
11
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浅草大将
ひさかたの月に思へばむら雲のすぎし日々さへ今はなつかし
18
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詠み人知らず
むらさきのなかにま白きちぢれ羽根しょうぶの花が朝もやに咲けり
21
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悠々
風光り青葉きらめくこの路の山上の墓 亡母の待つらん
20
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紫苑
夏まだき土もぬくまぬ地の果てにかしこしといふ白き薔薇咲く
15
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光源氏
朝影によき言の葉は浮かばざり浮き寝のほどを思ひ寄せても
18
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ころすけ
ごめんねと言いたいやうな山の影 向こうに父と母が住むから
18
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