呉竹のお気に入りの歌一覧
夕 牛
目の前に広がる海を知りつつも 結局棲むのはこの水溜まり
4
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紫草
楠の木はひとり遊びに葉を落とし機嫌直して伸びをしており
25
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詠み人知らず
父さんはとうさんなんだ悪いけど ドラえもんにはなれっこないよ
9
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詠み人知らず
細麺のあっさりスープもいいけれど どす赤黒いパスタもうまい
6
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夏恋
新人が思い通りに仕事して現場で指図す会社興せよ
10
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杜若 撫子
「サクラサク」君の未来への吉報と僕との別れを一緒に抱いて
20
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inosann
したい事この青空に描くように心清かに営業に就く
9
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舞
うららかな日の有り難く昼前の風に揺れたるむら竹の音
12
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詠み人知らず
200組、160組ティッシュあり 暗算ののち200を選ぶ
8
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7
じゃあきみのアルバムのなかで眠るから思い出したら起こしに来てよ
10
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7
クリームに苺を乗せる要領でやさしいうそがつけるいきもの
20
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みやこうまし
おーいお茶と呼べど返らぬコダマかな認知の妻にお茶をもてなす
15
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falcon
高き枝の杏花にかげを残しつつ過去の充ちくる日の入る夕べ
10
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安芸
ともすれば俯きがちなかんばせを微笑ませんとがんばってゐる
4
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みやこうまし
白梅は七分ぐらいで見るがよいその純白の汚れざる頃
28
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もゆや
名を知らぬ野の草なれど幼き日ばあちゃんと居た記憶をつなぐ
4
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もゆや
オレンジやみどり持つ手が行き来する園児が春を切り取っている
9
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もゆや
整体でギグっとやられるその時にホーホケキョは春を知らせる
3
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あまおう
きみを知り春の始めと言うよりは冬の終わりと言うネガティブさ
18
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詠み人知らず
儚くも霞をまとふ眉月のこころもとなき夢のあとさき
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