横井 信のお気に入りの歌一覧
恣翁
藤葛 露けき樹々に纏ひ懸かり 漂ふ霧を遮るらしも
12
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舞
朽ちてゆく 肉むらさえも ひと時は透明な影 風颯爽と
3
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稲穂
雨の朝立ち話する人も無く街は曖昧の中に溶けいる
8
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ハーコット
きみからのマスク美人の称号は喜ぶべきか悲しむべきか
7
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び わ
大切に宝の山が吾が周り見えぬところに何かあるかも
5
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夕夏
みずぎわはもちだしもありくちつむぐますくいらぬかかんこうみやげ
2
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夕夏
だつますくろうどうきじゅんかんきょうのきじゅんでじっしたいきのおせん
1
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可不可
右端だけ上げても男子にウケないよ 女子に言はれて確かめる癖
5
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うすべに
今年こそ花咲かせたい あじさいがおじぎしながら雨をよろこぶ
5
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滝川昌之
雨季近し寝起きの髪のくせ毛にも開ける雨戸の滑りにくさも
12
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ななかまど
一株の牡丹の花を幾たびも廻る女あり島津紅さく
11
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佐藤水村
支へられ妻と散歩をする春に一つ一つと花の名を聞く
7
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夕夏
じょけいでもむじゅんがないとみとこんどりあてんのうちすじりれきしょと
1
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しげ
今日こそはちゃんとしなきゃの焦りから慌てて起きる朝6時半
2
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詠み人知らず
井戸水に 曲がる胡瓜 放り出し 噛りついたは 夏の菓子味噌
7
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舞
ひと色の 冬去り緑 紅や黄の 彩り満てる 北国の春
5
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ハーコット
くたびれた二足の草鞋ぬぎすてて裸足で遊ぶ夢みて何年
5
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猫谷しゅう
おはようを淡く重ねて輪郭をつくる君との絵はまだ素描
4
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茂作
道の邊に紅を競へる山つつじ 願ひ忘れて暫し留まる
10
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詠み人知らず
指先に 絡めた凧糸 編み始め 老いた婆の手 五月空見る
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