平 美盛のお気に入りの歌一覧
猿ノ丞狂介
恥ぢれどもとどまらなくに男根の帰る路にし勃ちぬと思へば
4
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でくのぼう
悲しみの深さに降りし雨音は大地に刺さる春雷かな
17
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猿ノ丞狂介
花散れる仕事の間に間に打ちくれば財布に金もなくなりにけり
5
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猿ノ丞狂介
息絶ゆとも撃てや兵卒聖戦にふたたびとだに捨つる命か
22
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詠み人知らず
空の青が夏に近づく部屋の隅に投げ出したままの桜色スカート
7
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由良
埋まらない溝に沢山の花々を敷き詰めてゆく あなたはだあれ?
7
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恣翁
白帝の 城下流るる 川面には 樹々の緑や 濃く映じたる
22
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悠々
いちめんの茶畑茶畑雲遠くむすめ襷の八十八夜
20
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芳立
君のためこの命など惜しまないなんて言はない嘘はつけない
10
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リンダ
堕ちていく間際の声を遠く聞きけだるさ抱いて口づけ交わす
9
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でくのぼう
恥ぢらひを彩に染めけり芍藥は皐月の穹に吾を誘ひをり
17
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詠み人知らず
悲しくて傷つくことのありしけど拍手ゐただき元氣もらひし
33
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芳立
ゆく春や憂へは梨の白咲けど傾く城に夏の日や差す
11
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芳立
夏ふれば五月雨のころさす傘のうちにやどるはひとりなるまじ
10
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紫苑
列をなす元解雇者のビラを避け足を速むる我はかうもり
6
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千紘
雷が鳴りて春に別れ告げ雨に洗われ緑耀く
15
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詠み人知らず
萠えいずる野邊の緑の若草に幸せはこぶ四葉みつけし
24
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水葉
佇みて濡れし衣の色深し緑若葉に萌え出づる月
5
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水葉
うつし世の先の事ぞを知りたるを知りたる事ゆえなお避けられぬ
9
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浅草大将
冬の夜は暖炉の炎あかあかと照らすふたりも一つに燃えて
15
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