愚と楽のお気に入りの歌一覧
舞
柵の中老いたライオン背を正し遠い夕陽を眺め佇む
21
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風花
潤ひぬ朧月連れ帰りつく月の入れぬ高層の部屋
14
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林林
「お弁当卵焼き、おにぎりお願いね」リュック背負ってみる明日は遠足
18
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あまおう
花よりも青葉が染みる公園は デートもいいが 遠足がいい
28
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詠み人知らず
桜咲く北の大地の港町坂道染める友の写メール
15
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悠々
のどけしや食ふ寢る垂れる句をひねる 足らざるものは金と戀ひなり
29
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へし切
願わくは君に寄り添ふ影法師恋い焦がれてはゆらく吾かな
23
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ながさき
臆病や 怠惰を排し 諦めず 自身に挑み 打ち克つ人に
17
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林林
「次の子の家まで先生送ってく。」先生と子ら春風の中
16
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へし切
往く春の思いもかけぬ置き土産シラス台地に土砂降りの雨
22
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ふゆ
言いたいこと言い出せぬまま注がれたコーヒー二杯めの色を見ており
27
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都季
正論は優しくないから今だけは間違ったままの僕らでいよう
69
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ゆり
友達が出来たね可愛い自転車が仲良く並ぶ玄関先に
15
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みん
いかにして、このモヤモヤを詠もうかと考えて、時すでに三時過ぎ
3
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詠み人知らず
世の中は猛スピードで変わりゆく躊躇している暇はないのだ
15
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へし切
道の端に叢れ咲く花のたんぽぽは仲良し小好し蝶とたわむる
24
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月虹
タンポポの綿毛は春の小宇宙旅しておいで次の春まで
73
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風花
春の陽を我に代わりて存分に浴びて膨らむ布団は得意気
25
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夢士
うたのわの言の葉紡ぐ人と人三十一文字の蜘蛛の糸かな
18
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矢車菊
終わらない物語するあの人の遠い瞳にうつる初夏
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