横井 信のお気に入りの歌一覧
舞
電話して終わりてしばし家の鍵眺めては見る単身赴任
9
もっと見る
び わ
紫陽花が色とりどりに花開き雨降る庭を静かに飾り
7
もっと見る
茂作
梅雨走り色を競へる紫陽花の 花にも負けぬ子らの雨傘
17
もっと見る
夕夏
かくのごとじょうやくはやぶられにけりよわりめにたたりめのふかしん
2
もっと見る
夕夏
そろそろとよわりめにちゅうこくあるやこうもんのとらせんりをかける
2
もっと見る
灰色猫
文字もなく語り部たちが継ぎゆく神話の中の八咫烏を追う
6
もっと見る
灰色猫
出身の国は戦火で滅びたとつぎつぎ寄せる流氷が泣く
7
もっと見る
灰色猫
港からかもめが姿を消した日は指笛鳴らし船出を祝おう
4
もっと見る
灰色猫
ぶるぶると海底深くで怒りつつ毒の魚がとげをふるわす
4
もっと見る
ハーコット
滲みこめば私も無色になれそうで翠雨のしずく手のひらに受く
7
もっと見る
千映2
うどん食む口が食べたい唱えてる父の上手な作品のネギ
4
もっと見る
詠み人知らず
君を待ち 周りの景色 見渡すと 緑の実つけ たわわな果実
2
もっと見る
灰色猫
ぼさぼさと茂る芝生を刈ってゆく夏を迎える裸足のために
5
もっと見る
灰色猫
雰囲気が熊みたいな方なので蝶ネクタイをつけてあげなきゃ
4
もっと見る
灰色猫
まっぴるま長閑な夏のまっぴるま一粒だけの綿雪が降る
4
もっと見る
灰色猫
亡霊が秋の枯れ野を流れゆく風と仲良くなれますように
5
もっと見る
灰色猫
憧れをなくしてしまったその夜は丸いケーキでひとり悲しむ
7
もっと見る
830
街中でふと耳すます午後の一瞬派手な呑み屋の風鈴の音
2
もっと見る
うすべに
いちめんのしろつめくさの香の野原 小鳥さみしい少女の不在
6
もっと見る
ななかまど
議員らが議論するのを聴きながら軍拡へ向く日本あやぶむ
11
もっと見る
[1]
<<
565
|
566
|
567
|
568
|
569
|
570
|
571
|
572
|
573
|
574
|
575
>>
[2052]