千映のお気に入りの歌一覧
コーヤ
炎天下見る目も眩し色模様カンナの花弁恋に燃えたり
13
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コーヤ
まだ若きススキの揺れるウオーク道涼しき風が秋を運びて
11
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なつを
屋根を打つ激しい雨と雷に からだ縮めるひとり寝の夜半
10
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へし切
君がため 桔梗 撫子 蓮の花 盆花そろへ 待ちわぶ夕べ
27
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矢車菊
八月はだれかを想うためにある生者と死者の境を越えて
16
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村乃枯草
父がついにファミコンを買ってくれました御巣鷹山に翼落ちた日
7
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舞
何気なくふと顧みるあの時に君を抱けば違う人生
13
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只野ハル
仏壇の細かい細工の埃とる腰の折れたる毛筆持ちて
10
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秋日好
夏休みの工作かなと思ってた祖母と作った精霊馬たち
16
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詠み人知らず
厳しさの匙の加減が分からない だから君にはミルクと砂糖
19
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Chico
んもももお吾渾身の精霊馬胡瓜と茄子の素敵な違い
14
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詠み人知らず
クルマには娘や孫や愛犬が七福神の宝船かな
19
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秋日好
転生を信じ霊魂信ずれば離ればなれにならなくていい
12
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秋日好
ファスナーの壊れたリュック買い替えた振りして中は君へのギフト
13
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秋日好
芝草とイチイの生垣その下の根元を守る堆肥の匂い
14
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舞
苛々と眠れぬ夜半も安らかな妻の寝息に闇の和らぐ
21
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恣翁
照り付くる きな臭き陽に 眼の前の白く光りて 気の遠退きぬ
18
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コーヤ
ペダル踏み吾れかけ抜ける森の道 蝉、鳥、虫の大合唱で
17
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まぽりん
七十年経てなほ癒えぬ原爆の傷の深きを思ひやるかな
26
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林林
お盆料理各自得意な一品を 母亡き後の新たな伝統
14
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