柊+のお気に入りの歌一覧
名鈴
身に余る 言の葉上に 積もりては 弥益益に 頭上がらじ
8
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ななかまど
わが星の地震を遮るすべは無く生きる力を未来に繋ぐ
11
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ななかまど
如月に春とおもえる日のあらば地震に乱れし心癒さん
12
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名鈴
馬めかし したり顔なる 野の鶫 地を飛び跳ねて 先駆けをする
11
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灰色猫
傘の下うまく手と手を繋げずにそれでも笑って虹を待とうか
13
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滝川昌之
春雨や子の運転に送られて卒業だろうか親の役割
21
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灰色猫
青色に変わった信号その足は踏み出すことを許されてるよ
12
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横井 信
駆けてゆく人の背中を見送って春はまだかと土くれ握る
12
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KEN
千盤破 海神遊び 術も無し かの夜に同じ 星を見上ぐる
12
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KEN
夜ひとよに 響む警笛 なゐの後 十年玉響 如何に計らむ
12
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桃山
リビングのテーブルの上に鎮座する感謝も込めたチョコの進物
13
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滝川昌之
ちぃちちち起こすメジロに眼をこするごとく花弁の目覚む白梅
19
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ななかまど
目も鼻も時が削りし石仏のまろきかんばせ漂う慈愛
13
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灰色猫
五輪と言う沈むばかりの泥舟の舵を好んで取る者もなし
17
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横井 信
山並みも色をなくして春霞 少しひんやり遠いさえずり
12
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名鈴
花に舞ふ 胡蝶の夢の 戯れと 忘れにけるか 夜の明けぬれば
13
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ななかまど
一両の走る気動車親しくてゆすり揺られておおどかに行く
10
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滝川昌之
風の描く辛夷の枝のデッサン画 色付けの無い花芽もたげて
17
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KEN
春の度 春遠のくと 云ひ調ふも 匂ひもどかし 紅の梅
10
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横井 信
風にのる梅の便りに歩きだすせせらぎゆれるあたたかな午後
14
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